広島平和記念資料館は、原爆に関する場所の中で広島最大のものです。著名な建築家 丹下健三(1913-2005年)により設計されたこの資料館は、1955年に開館し、2006年には日本の重要文化財に指定されました。 資料館は平和記念公園内にある2つの隣接する建物から構成されています。本館には原爆当時の様々な遺品が収容され、東館は様々なメディアを通じて平和教育に焦点を当てています。本館は近年大規模な改装が行われ、そのコレクションは今ではさらに力強く心を打ちます。 訪問客は、包帯をした若い女の子から上から見た爆弾のキノコ雲まで、様々な大きな写真が並んでいる狭く薄暗い廊下を通って本館の広大な展示室に入ります。この新しく追加された部分は、爆弾の犠牲者が感じたであろう、自らが捕らわれているような感覚を伝えるように設計されています。 次の一連の部屋では、物から人に焦点を移していくことで、広島の被爆体験を深く語りかけます。現在でも広島の人々に影響を与え続けている原爆と後遺症について、写真や生存者が記憶から描いたイラスト、様々な物を通して説明されています。遺品の中には、ひしゃげ焼け焦げた子供用の三輪車などもありますが、一番心を動かされる品々は最も小さい品であったりします。小さな折り鶴は、地元の少女 佐々木禎子(1943-1955年)が折ったもので、その時彼女は放射線への被曝による白血病で病床で死を