白骨温泉は、中部山岳国立公園の森林に覆われた険しい谷の奥深くにある温泉郷です。白骨温泉は、閑静で人里離れた土地を好み、すべてが癒しにつながる温泉リゾートのユニークな文化や習慣を体験してみたい人にピッタリの場所です。 地元の歴史家は、白骨温泉の湯は、鎌倉時代(1185-1333)に武士たちが険しい山道を行軍する際休憩に立ち寄ったころから使われていると言います。村自体は400年ほど前からここにあります。地元の人々はいつしか地面から出てきた乳白色の鉱泉に効能があることに気付きました。江戸時代(1603-1867)の後半までには、松本の農民がここに来て長い農繁期の疲れを癒していました。 近年では、登山が人気の娯楽になるにつれ、登山者たちが筋肉痛を和らげるためにこの温泉を利用するようになりました。白骨温泉の特徴として有名な白く濁った湯は、今ではカルシウムやマグネシウムなどの鉱物に由来することが分かっています。温泉の湯を飲むのは湯に浸かるよりさらに効能が高いとされており、訪れた人が試せるように浴場の蛇口の横にはよく湯呑が置かれています。 今日、この村では11軒の温泉旅館があり、畳の部屋に布団を敷いて寝る伝統的な宿泊施設を楽しめます。日帰り客も露天風呂に立ち寄って入浴することが可能で、一部の旅館では内風呂も利用できます。しかし、日本の温泉旅館のゆったりとしたよさを満喫するのに最良の方法は宿泊です